2023年10月期クールの人気ドラマ「セクシー田中さん」で
原作者の芦原妃名子さんと脚本家の相沢友子さんの間でトラブルがありました。
そこで今回はその当時のトラブルとは一体なにがあったのか
わかりやすく時系列でまとめました。
2023年12月:脚本家・相沢友子のインスタグラム投稿
きっかけは、2023年12月にセクシー田中さんで脚本家として携わった
相沢友子さんのインスタグラムの投稿です。
ドラマの9、10話の脚本を書けなかった理由を
・最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があった
・過去に経験したことのない事態で困惑
なにやら、怪しい雰囲気の投稿ですが・・・
2024年1月27日:原作者・芦原妃名子がXで反論
相沢友子さんの上記のインスタグラムの投稿を見て、
疑問に思い、ドラマ化をする際に小学館や日テレとのトラブルがあったようで
芦原妃名子さんが反論していました。
その反論内容を詳しくまとめてみました!
大前提として、原作者の芦原さんは脚本家の相沢さんとお会いしたことがないようです。
セクシー田中さんドラマ化の話
芦原さんは6月上旬に日テレとのドラマ化に同意しました。
(当初の数話のプロットや脚本をチェックした末に)
・ドラマ化するなら必ず漫画に忠実に
・漫画に忠実でない場合は芦原さんが加筆修正
・未完の漫画に影響を及ぼさないラストのシナリオ
・終盤の終わり方は原作者が「あらすじからセリフまで」用意
・原作者が用意したものは原則変更しない
場合によっては原作者が脚本を執筆する可能性がある
これらを小学館から日本テレビに伝え
この条件で本当に良いか確認した後でドラマ化スタート!
脚本が原作と違う
上記の条件でドラマ化したはずが毎回漫画を大きく変えた脚本が提出。
・ドラマ王道の展開に変更
・朱里・小西・進吾は原作とかけはなれたキャラ
・作品の男性の生きずらさ、セクシー田中さんという作品の核として大切にかいたシーンはカット
その理由を聞いても納得のいくお返事はいただけなかったようです。
上記の不満を伝え、「ドラマ化を今からでもやめたいくらいだ」と何度も訴え
加筆執筆し、やっとの思いで1話~7話までほぼ原作通りの脚本にこぎつけた。
セクシー田中さん終盤の8~10話
8話~10話は漫画ではまだ描かれていないので
原作者の芦原さんがあらすじやセリフを用意する条件でした。
ですが原作者の芦原さんが出したものを大幅に変更した8話~10話が提出。
・9.10話はベリーダンスの表現の間違いが多い
・ベリーダンスの監修の方と連携がとれてない
・足りない箇所、変更箇所、意見は伺うので相談してほしい
これらをまた小学館から日本テレビに伝えたが、その後も原作を大きく変えた脚本が提出。
セクシー田中さん8話
状況は変わらぬまま4週間がすぎ、スケジュールのリミットが迫ってるので
加筆修正したかったが8話だけ原作と大きく違った内容で放送。
セクシー田中さん9.10話
9.10話は当初の条件を伝えた通り
「原作者が用意したものをそのまま脚本家していただける方」
に交代してもらえる方に変更をお願い。
結果として脚本家は変わらず
・9.10話の脚本に脚本家は関わらない
・9.10話の脚本はプロデューサーの要望を受け原作者の芦原さんが書く
このような経緯で芦原さんが、9.10話の脚本をすることになったようです。
ラスト部分の芦原さんのあらすじ・セリフに従うに
相沢友子さんが出来なかったようですね。
なので芦原さんが自分で書かざる負えない状況になってしまったようですね。
相沢友子さんが芦原妃名子の指示に従えず
脚本家降板状態。
テレビを見ていた視聴者からは9.10話の終わり方に不満を持った方が多かったようで
当初のインスタグラムのこの投稿をしたようですね!
問題となった相沢友子さんのインスタグラム投稿
このインスタグラムの投稿で何が言いたかったのかというと
「面白くないと言われた9.10話は自分が脚本していない」
だったんではないでしょうか?
それに反論し、芦原妃名子さんがなぜ自分が脚本しなくては
ならなくなったのかの経緯を載せることになりました。
2024年1月29日:原作者・芦原妃名子死去
Xで先ほどの文章を出した直後に脚本家の相沢さんへの
誹謗中傷が多く投稿は削除されました。
そして2日後の2024年1月29日に
の言葉を残して芦原妃名子さんは栃木県日光市内で○殺されました。
2024年2月:脚本家・相沢友子のコメント
芦原妃名子さんの自殺から11日経った2月8日に相沢友子さんがコメントを出しました。
「このたびは芦原妃名子先生の訃報を聞き、大きな衝撃を受け、未だ深い悲しみに暮れています。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼した。
続けて、「芦原先生がブログに書かれていた経緯は、私にとっては初めて聞くことばかりで、それを読んで言葉を失いました」と、芦原さんが投稿した映像化の経緯について触れ、「いったい何が事実なのか、何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、動揺しているうちに数日が過ぎ、訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。そして今もなお混乱の中にいます」と、率直な思いを記した。
また、自身がSNSに投稿したドラマ脚本に関する発言について「SNSで発信してしまったことについては、もっと慎重になるべきだったと深く後悔、反省しています」と反省し、「もし私が本当のことを知っていたら、という思いがずっと頭から離れません。あまりにも悲しいです」と悲痛な思いを吐露。「事実が分からない中、今私が言えるのはこれだけですが、今後このようなことが繰り返されないよう、切に願います」
引用元:スポニチ
芦原さんとはお会いしたことはないようなので、やはり意見の食い違いや
知らなかったことがたくさんあったのではないでしょうか。
ですが、悲しい結末になってしまいました。
まとめ
今回はセクシー田中さんのドラマ化脚本について、何があったのかを
簡単にわかりやすく時系列でまとめました。
最後までお読みいただきありがとうご